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2009年10月18日日曜日

ニッポンの時代劇は、時代考証を厳密にするべきだ!

NHKをはじめ、江戸時代や昔のニッポンを美化するドラマが目立つ。白粉だらけの町人やサムライには違和感を感じていたが、こういう情報がある:
江戸期の京町人 やっぱり小柄 京大名誉教授 人骨630人分調査:京都新聞: "このほか頭骨を中心に確認できる56人中、3割に江戸時代に流行した感染症・梅毒の病痕があり、男性に限ると半数を占めた。一方、江戸中−後期の女性や子どもの骨からは鉛の濃度が高く検出された。当時、化粧用の白粉(おしろい)に含まれていた鉛による汚染が考えられる。"

三割が梅毒患者だったというのだからすごい。これはそんなに「美しく」ない。でも「美しい日本」というナショナリスティックなスローガンは、国民経済がおかしくなると必ず持ち出されるものだ。国民の不満を「排外的ナショナリズム」に昇華させようとする既得権集団の利益確保とための陰謀なのである。

これは19世紀のイギリスに於いても同じ。ナショナリズムに踊らされたイギリスの下層階級はボーア戦争を熱狂的に支持したが、それはセシル・ローズの個人的利益追究のものに過ぎなかったのである。

イナカの既得権集団に毟られっぱなしのニッポンの都市貧民も、もういい加減目を覚ましたらどうか。


「大河ドラマ」ってのは、どうしてオンナが支配的なのだろう?

さっきやってたNHK「大河ドラマ」。製作担当者のほとんどが女性。オンナを視聴者として獲得できなければドラマは失敗だという。だから大河ドラマばかりではなく大半の番組はオンナ指向で作られる。テレビを見ているのはオンナ。そのオンナが家庭と家族とひいては国民の行動を決定付ける。平和な時代、これが当たり前なのだろう。

それを巨大広告会社のリサーチによりいち早く察知したのが「農協(全農中)」。莫大なお金を費やして日本の巨大広告会社を動かし、テレビ番組を「イナカ的価値観」に誘導し、ニッポンのオンナどもの「イナカ化」洗脳に邁進している。「将を撃たんとすればまず馬を撃て」。日本の男子はオンナに甘いので、全農中の目論見は、いまや大成功をおさめつつある。

イナカ地主の言うままに動いているNHKの「いくらお金を使ってもいいから、環境を守れ」という主張は「いくらお金を使ってもいいから、環境を守っているおいらの生活を守れ」というノーソンの政治的主張に直接的に結びついていく。もうすぐ「都市住民はイナカ住民に温暖化ガス排出量分のお金を払え」と言うことになるのはミエミエ。ノーソン住民が少ないほど環境が守られるわけで、これは科学的に正しくない主張なのだが、いまのニッポンでは「空気」に逆らえないのだ。

沖縄で「軍用地賃貸料」で生活している大金持ちの地主と同じ。あいつらの「政治的主張」とやらも、所詮貰えるお金を如何にすれば極大化出来るかという話にしか過ぎない。しかし戦後一貫してこの種のごね得で成功してきたという成功体験があるから、それが正しいとの(利己的な)信念を持ってそれを主張するし、ナイーブな都会のオバさんにはけっこう説得力があるらしく、都会もんは容易に騙されてしまうのだ。哀れだ。

そういうイナカ地主階級の洗脳にすぐ墜ちてしまうのは、特に損得勘定に鈍感な「インテリ」とかいうナイーブな都市インテリ女だ。損得勘定にシビアな関西のオバさん連中は決してそういうことはない(大阪のオバさんは、振り込め詐欺にも騙されない。関東とは統計的に圧倒的に有意な差がある)。でも全国的には、大阪のオバさんは、いまや少数派になりつつある。だから、悲しいことに、ニッポンはどんどんイナカ化しているのである。

みんなもっと損得勘定にもっと敏感でありたいものだ。さもないと、都市勤労者家庭は、イナカの既得権集団の金持ちに毟られるばかりで、都市勤労者は一生貧しい生活を送ることになることを決定付けられてしまう。



2009年1月21日水曜日

NHKニュース:中学生の体力テスト

7時のニュースで印象に残ったもの。小中学生の体力低下が著しいなかで、千葉県・福井県が一番だったよし。いわゆるコメ生産県は軒並みダメ。

小中学生の体力低下は由々しき問題である。このままではオリンピックはもとより経済競争でも日本は負けることになる。競争とは所詮体力の勝負であるからだ。

『飢餓ダイエット(粗食)』こそがニッポンの伝統であるして、こどもたちになにがなんでも伝統食品を食わせようとする農水省主導の『食育』が子供の体力低下に影響しているのではないか。体力とはパワー。パワーを付けるためには肉を食べないとダメ。肉のなかでもアミノ酸バランスが良い牛肉が一番だ。それがニッポンでは天文学的と言っていいほど高い。これでは子供の体力は一向に上昇しない。

昔は牛肉は鶏肉よりも安かった。それがいまでは『嗜好品』と言っていいほど高価な食材となった。既得権益集団が自分のエゴを主張するためである。貧しい中国人の方が一人あたりでよほど日本人よりたくさんの牛肉・豚肉を食べている。既得権集団が日本をダメにしているのである。

2009年1月20日火曜日

NHK「クローズアップ現代」:食卓が変わる?鮮魚の新流通……これとてもいい番組

NHK「クロ現」も最近よくなってきた、問題の指摘が鋭い:
クローズアップ現代 NHK食卓が変わる?鮮魚の新流通 鮮魚の流通で今、大きな変化が起きている。これまでは漁業者→漁港の卸→仲買→消費地の卸→仲買→小売店という何重もの流通業者を経ていたが、大手スーパーチェーンが漁港での直接買い付けを本格的に始めたのだ。今や鮮魚の購買は量販店が7割を占め、長年続いた鮮魚流通の"革命"と注目されている。 背景にあるのは、食の安全や新鮮さへの消費者ニーズ。複雑な流通経路の鮮魚は、鮮度や衛生面などの安全性が確認し難い傾向があった。また燃料高騰などで苦況に立つ漁業者側も直接取引を大歓迎。流通業者を通さないことで、収入増が見込まれるためだ。 一方、流通業者は、これまで以上に存在意義を問われている。中には、中小スーパーや鮮魚店との連携を強化して生き残りを図るところも現れた。激変する鮮魚流通の最前線と、私たちの食卓がどう変わるのか検証する。
(NO.2684)
ニッポンの鮮魚ビジネスとはまさに既得権集団のエサ場だったものだが、いま新しい取り組みが始まったという。

ニッポンの鮮魚ビジネスとは、消費者に神話を刷り込むこと(だますこと)によって成り立っている。「大間のマグロは一匹1000万円の値打ちがある」とか「関サバ一匹何千円でも安い」とか「初鰹は女房を質に入れてでも食え」とか「スズキは冬は食えない」とか「規格より小さなサカナは人間の食い物ではない」いうのは全部神話。そういうことで魚屋に並ぶサカナの値段は漁港値段から4倍にもなっているのだ。騙されているのはナイーブな主婦たち。むしろ神話を信じているアホ亭主が奥さまにそれを強制し、奥さまがそれに対応しているだけかも知れないけど、いずれにしてもアホ。

世界不況が進行し、みんながビンボーになるなか、消費者はもっともっと賢くならないとサバイバル出来ない。既得権集団にボラレぱなっしでは確実に生き残れないのです。

2009年1月17日土曜日

NHKスペシャル:阪神大震災 秘められた決断……信じられない失策をいまだに正解だったと主張する地方公務員

これいい番組だった:
NHKスペシャル|阪神・淡路大震災 秘められた決断富士常葉大学や京都大学の防災専門家からなる研究グループは、阪神・淡路大震災で被災者の救援や支援を担った神戸市職員150人余りから当時の対応について聞き取り調査を行ってきた。災害に直面した当事者に対して詳細な聞き取りを行い、その言葉から教訓を導き出す「災害エスノグラフィー」と呼ばれる研究である。
集められた証言はA4版でおよそ2400ページ。避難所のトイレ設置から犠牲者の斎場手配まで。被災地は何に直面し、人々はどう動いたのか? その現実を、時系列であらゆる角度から捉えたかつてない記録だ。しかも、この聞き取りは「非公開」を前提に行われたため、行政マンらがこれまで胸に秘めてきた「苦悩と選択」が克明に語られている。
どの命を優先して救うのか? 被災者に不満が残らない物資配布の方法は? 数千もの犠牲者の火葬をどう行うのか…? NHKは、研究グループと聞き取り調査の対象となった神戸市職員一人一人から了解を得て、その原文を入手してきた。
番組では、新たに明らかになった証言に独自の取材を加え、阪神・淡路大震災の実相を再現。今後起こりうる大災害に備える上での教訓を探る。
震災の罹災者だった上田早苗さんのナレーションもよかった。一番腹が立ったのは、遺体の非認定施設での火葬(野火)を、厚生省も仕方がないというのに、自分の思いこみだけで禁止して、ドライアイスも支給せず、何千人もの遺体を三週間も腐るままに放置しておいて、これが正しいことだったという神戸市のお役人のケース。インタビューではいまだに自分はいいことをやったと信じているようだが(「ちゃんとした」火葬をしないと遺族は幸せにならないとかいまだに主張している)、無能な地方行政なんては、なくなってしまった方がよほどいいという例である。

救援物資の配給でも、お役人のやり方では結局うまく行かず、住民にまかせるようになってはじめて機能し始めたというケースも報道されていた。あいつらお役人はホンマに役立たずで社会の癌。税金で食っているだけの税金ドロボー。

散人も個人的に兵庫県庁の無能ぶりを目撃している。震災の朝、西宮の家屋がほぼ全壊状態になるなか、6時過ぎにはすでに自衛隊伊丹の緊急支援部隊が西宮に到着していた(自衛隊はさすがに早い)。でも兵庫県庁の「支援要請」がいつまで経っても出されないために(自衛隊は地方自治体の要請でしか動けない)、目の前の何百人の住人が崩壊家屋の下で死にかかっているのに、彼らは幌付きトラックのなかに隠れて待機せざるを得なかったのである。実に手持ちぶさたにしていたのが印象的だった。この目でみたからホントのことである。

公務員とは身分。行政とはあいつらの「メシの種」を保証する制度でしかない。そう実感したのが阪神大震災であった。

2009年1月16日金曜日

中央大学教授殺害事件:NHKは、なぜ「留学生」にこだわるのか?

どうも気になっていること。NHKはこの事件の報道の度に「第一発見者は海外からの留学生でした」としつこく繰り返すこと。NHKは何か確たる証拠でもつかんでいるのだろうか。例えば今晩の報道:
NHKニュース 学内事情に詳しい者の犯行か: "高窪教授は当日の午前10時ごろに出勤し、10時10分ごろまでに校舎内で複数の学生に目撃されたあと、その15分後の10時25分ごろまでにはトイレで倒れているのを留学生が見つけています。大学によりますと、高窪教授の今年度の講義はこの日が最終日で、10時40分からは講義があったということで、講義前に1人でいたわずかな時間に襲われていたことがわかりました。"

報道としてはどうもおかしい。報道には情報量は多い方がいいというなら、普通の学生が発見したとすれば「第一発見者は島根県出身の学生でした」とか報道しないといけないことになる。ということは、NHKは「あいつが怪しい」とする確たる証拠をつかんでいると見てよさそう。

もちろん、NHKのいつもの「ゼノフォビア的ヒャクショウ根性」がこの事件の報道でも露呈しただけという解釈も出来るけれど……。

2009年1月4日日曜日

NHK新日曜美術館「アンドリュー・ワイエス」(再)

はかなさに秘められた情念 ワイエスのアメリカ|新日曜美術館: "アメリカの国民的画家アンドリュー・ワイエス(1917~)。70年以上にわたって、故郷のペンシルベニア州と別荘のあったメイン州の風景や人々を描き続けている。寒々しい空の下に広がる荒涼とした丘や、松の並木道にぽつんと置かれたヘルメット一杯の松ぼっくり、ひび割れた壁の部屋に一人立ちつくす男・・。その絵には、どこか寂寥(せきりょう)感が漂う。そこには、いったいどのような思いが込められているのか?"
ワイエスは好きな画家。でもゲストのコメントにイライラしたので途中で見るのをやめた。

ゲストはなんでも偉大な芸術家の娘で「作家」とのことだが、言語表現力が幼すぎる。昨今のニッポンの風潮といえばそれまでだが……。

ヘルガ」が出てきたのか最後まで見ていたカミさんに後で聞いたら、出てこなかったらしい。このへんがNHKの「ポリティカリーコレクトネス」か。


2008年12月21日日曜日

NHKBS「影武者」

NHKで「影武者」をやっていた。もちろん見ました。なんで黒澤がこんなにエライのか、考えてみた。
NHK 番組表: "没後10年 黒澤明特集「影武者」 <レターボックスサイズ>【監督】黒澤明 【出演】仲代達矢 山崎努 萩原健一 根津甚八 大滝秀治 ほか ~1980年 黒澤プロ/東宝制作~        "


それは黒澤の「普遍性」にあると思う。彼の映画は世界中の誰が観ても感動できるのだ。これは時代を超えてもいる。現代人も感動できる。

さるニッポンの有名アニメ監督は「僕のアニメはニッポン人がわかってくれればそれでいい、十分なマーケットがあるから」と言い放った。ニッポン人の感性に訴えるのだとかいう最近の小説家もそう。マンガは言うに及ばず。所詮ローカル。

「影武者」で「形と本質」の関係を改めて考えさせられた。キチガイの振りをすれば即ちキチガイ、善人の振りをすれば即ちいい人なのである。どっちが先かは関係ないのだ。少なくともおいらはそう解釈した。

それにしてもあの断末魔の馬は、どうやって撮影したんだろうね。気になる。



2008年12月19日金曜日

日経:団塊の世代の半数が国内移住を考えている……性懲りのないアホだ > 団塊の世代

このニュースに驚倒:
NIKKEI NET(日経ネット):: "移住希望、沖縄がトップ 団塊世代の中高年 日経調査
 日本経済新聞社が「団塊の世代」を中心とした中高年の男女約3000人を対象に、将来の移住先として関心を寄せている地域を尋ねたところ、沖縄県がほかの都道府県を大きく引き離してトップだった。年間を通じて温暖な気候や物価の安さを理由に挙げる声が多く、男女ともに人気を集めた。
 移住に関心がある、または検討していると答えた人は全体の半数近い1532人(既に移住した人を含む)。そのうち沖縄への移住を検討、または関心を持っている人は18.2%で、2位の北海道(5.9%)、3位の長野(4.7%)を大きく上回った。東京も関東を中心に移住希望者が多く、4位(4.5%)に入った。 (18:42)"
定年退職してから住む場所を替えるなんて自殺行為。「団塊の世代」はいつまで経っても大甘だ。

たぶん日本政府と地方自治体が大手広告代理店を使用してマスコミを動員してやっている「団塊の世代をスローライフの農村に呼び寄せよう」運動にコロッと洗脳された結果だろうが、自分の身の破滅になることがまるでわかっていない。地方自治体は都会の団塊の世代をイナカに呼び寄せることで一人あたり一億円の現金収入を見込んでいる(各県の目論見書を見ればわかる)が、いったいどれだけの団塊世代が一人あたり一億円の現金を持っているのか。お金をばらまかない移住者は期待はずれだとして周りからいじめられる。団塊の世代の運命的な末路だが、とても可哀想。

イナカの方が物価が安いというのも幻想。地産地消で輸入品は売ってないから食い物がめちゃ高い。イナカ住民は既得権側に属しているからお上から収入が保障される上に基本的に食い物は(親戚などから貰えるので)自給自足だから多少食料品物価が高くでも平気だが、イナカに既得権益を持っていない都会からの流れ者は現金で買わねばならず悲惨。

くわえて交通費がめちゃ高い。いくら団塊でもそれほど無謀ではないから都会の住居は維持するつもりだろうが、JRにしろ道路公団にしろフラグキャリアにしろ、採算の合わない新路線を建設してはその費用を既存路線の通行料金で回収することを繰り返しているから、日本の国内の移動には天文学的なお金がかかる。なんやかやで、イナカに移住すれば最低年数十万円の経費が余分に出て行く。今の金利でこれをカバーするために更に預金を1億円は余分に持たねばならない。イナカへの移住だけでほとんどの資産を食いつぶしてしまう平均的団塊の世代はとてもそれだけ持っていないはず。

それにもかかわらず団塊の世代の中高年の半数はイナカへの移住に憧れる。そのアホさとナイーブさ加減が団塊の世代たる所以か。どうしようもなく懲りない世代だ。

2008年12月17日水曜日

NHKクロ現:非正規社員に広がる鬱

今晩の「クロ現」は、わりかしまとも:
クローズアップ現代 NHK12月17日(水)放送 非正社員に広がる“うつ”~派遣切りが止まらない~

世界的な景気悪化で大規模な「派遣切り」が相次ぐ中、派遣社員や契約社員など非正社員の間に「うつ」などの心の病が広がっている。大規模な雇用調整が進む中、1700万人に及ぶ非正社員の心の健康をどう守ればいいのか。 深刻さを増す非正社員の「うつ」の実態に迫る。
雇用者の三分の一は非正規社員であるという。不況のしわ寄せがもろに彼らに行っているのが問題。

誰もがものを買わなくなった世界大不況。当然みんなが平等に痛みを分かち合うべきだ。ところがニッポンではその「痛みの配分」に著しい不公平がある。

一番痛みをこうむっているのが投資家(株主)だ。この1年で投資したお金は半分ぐらいになっている。今まで儲けてきただろうという指摘は当たらない。この10年、配当を含めた投資家へのリターンは、日本の場合一貫してマイナスであったからだ。なけなしの老後の生活資金を金融市場で「運用」してきた高齢者の財務状況は、軒並み、生存問題にかかわるぐらい、悲惨なことになっている。

企業も倒産が相次いでいる。今後も増えるだろう。企業経営者の自殺は今後確実に増える。

こういう事態にあっては、みんなが協力して未曾有の危機を乗り越えるのが、人の道だ。でも、連合は今年は「賃上げ」を要求する方針とのこと。また全農は恥ずかしげもなく米価の釣り上げを図っており、それに成功している。独立行政法人の職員は納税者から昼飯代を堂々とくすね取って平気だ。クビになる心配がない既得権集団はやりたい放題だ。いったい何を考えているのか。そのしわ寄せが、全部「非正規雇用者」に行っているのだ。

組合運動とは、昔の悲惨な労働環境を是正する意味では大いに意味があった。ところがいつしかそれが既得権化してしまい、自分たちの恵まれた労働条件を更に強化しようという運動となってしまうと、労働貴族と化した米国ビッグスリーの労組と同じで、国民から大反発を受けることとなる。

みんなが徒党を組んで自分のエゴばかりを主張するので弱者にしわ寄せが行く。ニッポンの共同体の美風はいったいどこに行ってしまったのだろうか。

2008年12月16日火曜日

タケノコ包装の顔写真の偽造で業者が摘発される

NHKでも「ケシカラン犯罪だ」と報道された:
asahi.com(朝日新聞社):「私たちが作りました」農家の顔写真、実は工場従業員 - 社会: "農林水産省は16日、愛知県一宮市の食品加工会社「たけ乃(の)子屋」(森嘉仁社長)が中国産のタケノコ水煮を国産と偽って販売したとして、JAS法違反で改善を指示した。同社は熊本罐詰(かんづめ)(熊本市)など4社に中国産タケノコ水煮を販売し、国産として買い戻す手法で産地を偽装した。"
でも、重要なのは「顔写真」ではなく「中身」ではないのか。

最近こういうのが多い。ウナギの産地偽装を見破るのに味では分からないのでDNA鑑定を持ち出したり、とてもへんなのだ。重要なのは、そんなことではなく「中身」の品質なのではないか。

日本の消費者がいかにアホなのかを物語るような事件でありとても恥ずかしい。消費者が食品の実質価値を自分で評価できないからへんな「顔写真」に頼ることとなる。顔写真すら付いておれば二倍の値段を払うのだ。これはアホそのもの。これに便乗して悪徳商法がまかり通る。

自分で食う食品の品質ぐらいは自分で判断して欲しい。問題の大元は「国産品であれば安全」という神話を自分らが儲けるために意図的に流している農業水産団体と、そのお金で買収されて彼らのイヌと化したマスコミと、それに騙されているナイーブな消費者にある。

2008年12月15日月曜日

ブッシュ、靴を投げられるも見事にかわす、運動神経がいい、尊敬するな〜

イラクでブッシュが靴を投げられたが、見事にかわした:
NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載: "ブッシュ米大統領に靴投げつける 会見中にイラク人記者"
テレビで見たけれど、なかなかいい反射神経を持っている。普通の人だったらぶつけられていただろう。You Tube にも動画がある:

これ:



やはり体育会系に進むべきだった人だな。

2008年12月11日木曜日

NHK「クロ現」:コンビニ24時間営業はどうか

またもやクサイ番組:
クローズアップ現代 NHK揺れる24時間“コンビニライフ”

埼玉県・神奈川県・広島市・・・地球温暖化対策の一環として、コンビニエンスストアの深夜営業見直しを検討する自治体が相次いでいる。これに先駆け、京都議定書採択の地・京都市では8月から市民会議を発足させ議論を始めた。市民からは「若者が夜型になり非行を助長」というものや、「防犯や災害時のライフラインとして必要」といったものまで様々な声が市に寄せられている。
結局「みんなのライフスタイルはこれでいいのか」というアホくさいお説教を垂れる番組になってしまっていた。

おいらのライフスタイルはおいらが決める。NHKや大学の先生とやらの「エライ人たち」が口を挟む問題ではない。

ましてそういう「コンビニ24時間営業批判」が既存の生産性が悪い「伝統的」小売店の既得権擁護の政治的圧力から来ているのであれば、なおさらである。

2008年12月9日火曜日

NHK「クロ現」田母神前航空幕僚長論文……「クロ現」にしてはいい番組

あのウヨでナショナリストのクニヤが今回の田母神論文について何を言うのか興味深かったので見てみた:
NHK クローズアップ現代「空幕長論文はこうして発表された」▽田母神前航空幕僚長が政府と異なる見解を発表した論文。その後、更迭される事態となったこの論文はなぜ発表されたのか、関係者の証言を元にその背景を伝える。
至極まっとうなことを言っていて、拍子抜け。

でも、問題の本質はシビリアンコントロールとか言うエレガントな問題ではないと思う。組織員を安上がりに働かせてこき使うためには、ウソでもいいから「大義」を信じ込ませるのがいいという、日本の支配階級の伝統的な大衆操縦法にある。ウソでもいいから「モラルアップ」なのである。アホウヨの田母神氏もそれを考えてのこともあるのだろう。これは自衛隊に限らない。

外務省のOBで、あまりに正直だから出世しなかったさる大使に聞いたことがあるが、ニッポンでは、教育において「ニッポンはエライ」と教えて愛国心を子供に植えつけることこそ義務教育の使命なのであるとか。騙された子供はみんなよく働くようになるという。「お上」の政策に忠実な日教組がやたら日本至上主義(攘夷主義)を無垢なこどもたちに教え込んでしまった。これが今のネットウヨを生んでいる。

田母神論文も、こういう観点から読むと、実に興味深い。

2008年12月6日土曜日

日経「春秋」:アホな「ブロッガー」は「国籍法」に反発している……そりゃ馬鹿にされるわな〜

日経の調べではニッポンの「ブロッガー」は国籍法に反対しているらしい。春秋コラムでも揶揄されている:
NIKKEI NET(日経ネット):社説・春秋-日本経済新聞の社説、1面コラムの春秋: "驚いたのは先月下旬の1週間、インターネットのブログ(日記風の簡易型ホームページ)に記された話題の断然トップが「国籍法」だったということだ。背景は判然としないが、大半は改正反対論や慎重論だった。国会の動きを見ると、ネット上を行き来する大量の情報も圧力団体になりうる時代になったらしい。"
ネットで書き込む人間は所詮その程度と言われてしまった。とても次元が低い動機からの発言ばかりだから、しかたがないとも言えるが、これを煽ったのはNHKなのである。

NHKは昔から一貫してそれをやっている。2005年のNHK「クローズアップ現代」ではこんな報道があった:
NHK「クローズアップ現代」:中国人の偽装認知問題……NHKはここまでウヨクになったか!: "今晩のNHK「クローズアップ現代」には失望した。中国人の偽装認知問題を取り上げ、無理やり犯罪多発問題に紐付けている。見損なった。"

ニッポンの落ちこぼれは自分の国籍しか頼るものがない。腐ってもおいらはニッポン人だ、だからいい生活をする権利がある、この美味しい既得権を誰にでも与えてしまうと自分の利益が希薄化してしまうから反対というとても合理的なエゴイズム。かくして落ちこぼれはウヨとなり、外国人を排斥し、グローバリズムに反対し、一般国民の利益を損なう。すべて自分で努力するのが嫌で自信がないからだ。カッコワルイのである。

その風潮をNHKが煽るのは、NHKこそが自分の国籍にしか頼れない企業体であるからであり、まさにその理由で、生産性が極度に悪い特定産業と地域の利益を代弁しているのだ。NHKは「ノーソンウヨ」に成り果てている。

ともあれ日経の調査では、ネットは外国人排斥のムードに溢れているらしい。ネット(日経では「ブロッガー」と紹介されている)も所詮コンプレックスまみれの「落ちこぼれ」の巣窟なのか。所詮まったくメインストリームではない世界だが、ウヨばかりだと思われるのはしゃくに障る。ウヨはNHKなんですよ。

2008年12月1日月曜日

「NHK」と「プロジェクトX」と掛けて「万引き」と解く、その心は?

なんでもNHKの「プロジェクトX」の元統括プロデューサーが万引で逮捕されたらしい(ここ)。どういう関連があるのだろうか?

「プロジェクトX」はいい番組だった。なによりも制作者の熱い思いが伝わって来た。関係者の思い入れの強さがよくわかる番組であった。この統括プロデューサーも必死で製作に励んだのであろう。でも万引きなんかをすることになった。

どういう関係があるのだろう? 何の関係もないと断言するのは「科学的」じゃないと思う。これは解明するべき一大問題であると思う。

でも「ソー・ファー」いい回答が見つからない。万引きの犯罪者心理についての知識が不足しているからかも知れない。スリルを求めてやったというのは年齢的に考えにくい。なんだろう。

たぶん店頭の商品について「これは正当に俺のものだ」という意識がどこかにあったのだろうと思う。「これだけ俺が一生懸命やっているのだから、当然社会はそれ相当の見返りを用意してくれて当たり前だ、ところがNHKの「薄給(?)」ではそれに答えてくれない、これはおかしいのではないか、万引きぐらいして見返りを貰わないと割に合わない」と思う心情があったのではないか?

一生懸命やっていたのは認める。でも、それは自分が期待するほどの報酬には必ずしも結びつかない。それが世間というものだ。それをわからずして「おいらは一生懸命やっている、だからそれに見合う金銭的見返りがあってしかるべきだ」と考えるアホがニッポンには多すぎるのである。でも、これはNHKと「プロジェクトX」などの看板番組がばらまいてきた「価値観」でもある。この誤解は、まさに「NHK的問題」であり、ニッポン・システム全体の問題でもある。

一生懸命やっているだけで人並みの報酬がもらえるなら、ネコでもイヌでも、ニッポンの平均所得を貰う権利があることになる。

2008年11月30日日曜日

NHK:戦争証言プロジェクト「中国での日本人戦犯」

この番組はいい内容だった:
NHK BSオンライン: "ハイビジョン特集  “認罪” ~中国 撫順戦犯管理所の6年~ハイビジョン特集 BShi 11月30日(日) 午後7:00~8:50
1950年7月、ソ連から中国に‘日本人BC級戦犯’969名が移管された。帰国を夢見ていた元日本兵たちにとって、新たな苦難の始まりだった。6年後、彼らは自らを戦犯と認め、裁判にのぞむ。しかし起訴は36名のみ。死刑は一人もいなかった。有罪とされた者も、その後全員釈放。BC級裁判の中で死刑を出さなかったのは中華人民共和国だけだった。
しかしそこに至るまで、元日本兵たちは、真綿で首を絞められるような扱いを受けた。シベリアとは比べものにならないほど待遇は良く、拷問は無かったが、罪状を自ら書かされ(認罪)、何度も書き直しを求められた。死刑の恐怖の中で、戦争中の自分の行為を見つめ直す。
一方、撫順戦犯管理所の中国人職員は、日本人の人格を尊重し暴力を禁止するよう命令されていた。肉親を殺された恨みを押し殺しながら、職員たちは日本人の思想改造につとめた。罪を犯した者、被害を受けた者が、戦犯管理所の「認罪」という極限状態の中で向き合う。精神に異常をきたす者も出る一方、自らの罪を認め、敵味方を越えた関係を築く者も現れた。
元戦犯たちと管理所職員の証言などによって、管理所の中で何が起き、なぜ中国側が死刑判決を回避したのかを明らかにしていく。"
ところが上記の番組紹介コピーの内容にとても違和感がある。まるで彼ら戦犯は中国側の被害者であるような書き方。これは番組制作者の意図するところではなかっただろう。彼ら戦犯が苦しんだのは、むしろ日本に帰ってきてからではなかったのか。ニッポンのウヨ大衆や櫻井よし子のようなウヨ扇動家にとてもいじめられたのである。

感心したのは、中国共産党(周恩来)の長期的な戦略思考だ。20年〜50年先を見越した国益を考え、中国大衆のポピュリズムを見事に抑えつけ、中国民間人を多数殺戮した戦犯にも死刑を与えなかった。これはノーソン・ウヨ大衆を支持基盤とする自民党政権にはとても真似の出来ないことだ。

中国は頭がいい共産党が実権を握っている限り(あいつら悪辣だがアホではないので)世界恐慌が起きても大丈夫かも知れない。やはり安心して投資できるのは中国だけか。

2008年11月21日金曜日

NHK:大学で大麻が流行……他にやることがないのが原因じゃないか?

この番組:
NHK首都圏放送センター [特報首都圏]: "全国各地の大学で、大麻を所持・栽培したとして逮捕される学生が相次いでいる。首都圏でも法政大、慶應義塾大、早稲田大など有名私立大学で大麻が日常的に使用されていた実態が明るみになった。"
いずれもド郊外にある大キャンパスでの出来事。あんなところに島流しにされてしまったら、大麻ぐらいしか楽しみがないのも、わかる。

大麻はタバコや飲酒と同じようなもんだというのは間違いらしく、長年続けていると脳細胞が確実にやられるらしい。トータルの社会的損得を考えれば、禁止するのは妥当である。

でも、番組を見て感じたこと。今どきの大学のほとんどが、とんでもないイナカに位置しているのだ。都心にキャンバスを残している大学はごくごく少数派で、ほとんどの大学は都心から何時間も離れた田舎にキャンバスを移している。学生たちは、まるで島流し生活。これじゃ大麻ぐらいしか楽しみがないことも理解できる。

なんで大学をあんな辺鄙なところに移してしまったのだろう。聞くところによると、戦後の自民党政権が自分達の支持基盤であるイナカの地主階級への所得移転のために(あいつらを儲けさせるために)強制的に東京にあった大学の地方移転を推し進めたのだという。

そのおかげで、学生たちはすっかり島流しとなり、大麻で無聊を慰めるしかないのだ。悲しいことである。

2008年11月20日木曜日

麻生太郎の限りなき「軽さ」

子供っぽい発言を大連発中の麻生太郎だが、動作も子供っぽい。テレビニュースで見ていたが、G20の時ブッシュに対してたいへんな失礼な仕草をした。あれは誰も問題としていないようなので、ここで書いておく。

G20会議が催された建物の正面玄関では石段上でブッシュが各国首脳を個別に出迎える。各国首脳はリムジンで乗り付けリムジンを降りてから石段をまっすぐ上がり直立して待っているブッシュと握手して会場に入る。誰もリムジンを降りたら直ちに待っているブッシュ向かって直進する。ところがへんなのが一人いて、リムジンを降りたと思ったら横の方を向いて(多分遠くのマスコミ関係者か誰か知り合いの方を向いて)大げさなジェスチャーをまじえ大声で話し始めなかなか終わらない。その間ブッシュは直立不動で待っている。このアホは誰だろうと思ったら、それが日本国総理大臣麻生太郎であった。

ブッシュのイラク戦争の決断はアホかもしれないが、かりにもアメリカ合衆国大統領だ。それを立たせて待たせたまま、横を向いて「私語」にふけるとはいったいどういう神経だ。子供ならお尻ぺんペンのところ。

昔はカメラが趣味だと言ってG7でカメラでぱちぱち撮りまくった総理大臣が居たり、今回もこんな子供じみた行動をする総理大臣が出てきたり、「ニッポン人の精神年齢は12歳」というマッカーサー元帥の評価を国際的に再確認させる結果となってしまったようだ。ハズカシイ。こんなのを相手にするより、大人の中国を相手にした方が話は通じると思われるわな。

2008年11月17日月曜日

NHKクロ現:地域の足である「バス」を守れ!

ブラックバスならぬ、ガソリンで動く「バス」を守れというNHKの主張:
クローズアップ現代 NHK最終バスが出たあとは・・・~廃止ラッシュ 地域の足を守れ~ 全国で路線バスの廃止が相次いでいる。6年前の規制緩和で一部に廃止が行われたものの、その後、自治体の補助で必要最低限の路線は運営を続けてきた。ところが、厳しさを増す自治体の財政、そして、「財政健全化法」によって、新たに公営事業を含んだ財政の健全度を判断されることなどから、多くの自治体で赤字バス路線の見直しを迫られているのだ。さらに、燃料の高騰が追い打ちをかけて、バス・ゼロ地域が生じかねない事態が懸念されている。
NHは僻地に住むおばあさんを引っ張り出して「病院に行くにはバスが必要、病院に行かないとみんなとお喋りが出来ない」と言わせているが、その理屈もね〜。

バス路線が採算的に成り立たなくなったのは、みんながクルマを使い出したから。みんなバスなどには乗らなくなったのだ。でも、なかにはクルマを運転しない人もいる。高齢者や子供。確かに可哀想かも知れない。でも、それらの弱者はクルマを運転する人が自分の車に乗せてあげたりして面倒を見るのが筋じゃないのか?「スクールバス」や「病院バス」やヒッチハイク式クルマの乗り合いでもいい。

スクールバス制度を導入すればイナカの小学校の数は三分の一で済むだろう。まさにそれがゆえに、雇用削減を心配する教員組合の反対で実現できないでいる。病院でもそうだ。彼らは、このNHK番組のように、なにがなんでも国の税金を使ってイナカのバス営業を継続させろと言う方向に持って行こうとする。国のお金はタダだからぶんどってくれば勝ちと思っているようだが、コストを払うのは納税者(都市住民)。一台あたり3人しか乗客がないというイナカのバスを存続させるのは、税金の無駄遣いであることは自明のことだ。

イナカの味方であるNHKは「イナカのお年寄りは可哀想だ(都市住民の税金で)この苦境を何とかしてあげなければいけない」という方向に持っていこうとしたものの、ゲストの有識者(専門家の大学教授)にそれを遮られ、クニヤは不満そうだった。NHKとクニヤは国民(都市住民)の敵か!