クローズアップ現代 NHK最終バスが出たあとは・・・~廃止ラッシュ 地域の足を守れ~ 全国で路線バスの廃止が相次いでいる。6年前の規制緩和で一部に廃止が行われたものの、その後、自治体の補助で必要最低限の路線は運営を続けてきた。ところが、厳しさを増す自治体の財政、そして、「財政健全化法」によって、新たに公営事業を含んだ財政の健全度を判断されることなどから、多くの自治体で赤字バス路線の見直しを迫られているのだ。さらに、燃料の高騰が追い打ちをかけて、バス・ゼロ地域が生じかねない事態が懸念されている。NHは僻地に住むおばあさんを引っ張り出して「病院に行くにはバスが必要、病院に行かないとみんなとお喋りが出来ない」と言わせているが、その理屈もね〜。
バス路線が採算的に成り立たなくなったのは、みんながクルマを使い出したから。みんなバスなどには乗らなくなったのだ。でも、なかにはクルマを運転しない人もいる。高齢者や子供。確かに可哀想かも知れない。でも、それらの弱者はクルマを運転する人が自分の車に乗せてあげたりして面倒を見るのが筋じゃないのか?「スクールバス」や「病院バス」やヒッチハイク式クルマの乗り合いでもいい。
スクールバス制度を導入すればイナカの小学校の数は三分の一で済むだろう。まさにそれがゆえに、雇用削減を心配する教員組合の反対で実現できないでいる。病院でもそうだ。彼らは、このNHK番組のように、なにがなんでも国の税金を使ってイナカのバス営業を継続させろと言う方向に持って行こうとする。国のお金はタダだからぶんどってくれば勝ちと思っているようだが、コストを払うのは納税者(都市住民)。一台あたり3人しか乗客がないというイナカのバスを存続させるのは、税金の無駄遣いであることは自明のことだ。
イナカの味方であるNHKは「イナカのお年寄りは可哀想だ(都市住民の税金で)この苦境を何とかしてあげなければいけない」という方向に持っていこうとしたものの、ゲストの有識者(専門家の大学教授)にそれを遮られ、クニヤは不満そうだった。NHKとクニヤは国民(都市住民)の敵か!
1 件のコメント:
海外では一人で高速や特定の橋などを渡ろうとすると、交通料が高くなるとかあるみたいですが、日本ではそういう発想はありませんね。都心でも企業向けの送迎バスなど無人で往復している姿を見ると、これは無駄だよなあと感じてしまいます。
モノで溢れかえっている今だからこそ、シェアするという事について考える時期なのかなあと考えさせられます。
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