2008年12月6日土曜日

日経「春秋」:アホな「ブロッガー」は「国籍法」に反発している……そりゃ馬鹿にされるわな〜

日経の調べではニッポンの「ブロッガー」は国籍法に反対しているらしい。春秋コラムでも揶揄されている:
NIKKEI NET(日経ネット):社説・春秋-日本経済新聞の社説、1面コラムの春秋: "驚いたのは先月下旬の1週間、インターネットのブログ(日記風の簡易型ホームページ)に記された話題の断然トップが「国籍法」だったということだ。背景は判然としないが、大半は改正反対論や慎重論だった。国会の動きを見ると、ネット上を行き来する大量の情報も圧力団体になりうる時代になったらしい。"
ネットで書き込む人間は所詮その程度と言われてしまった。とても次元が低い動機からの発言ばかりだから、しかたがないとも言えるが、これを煽ったのはNHKなのである。

NHKは昔から一貫してそれをやっている。2005年のNHK「クローズアップ現代」ではこんな報道があった:
NHK「クローズアップ現代」:中国人の偽装認知問題……NHKはここまでウヨクになったか!: "今晩のNHK「クローズアップ現代」には失望した。中国人の偽装認知問題を取り上げ、無理やり犯罪多発問題に紐付けている。見損なった。"

ニッポンの落ちこぼれは自分の国籍しか頼るものがない。腐ってもおいらはニッポン人だ、だからいい生活をする権利がある、この美味しい既得権を誰にでも与えてしまうと自分の利益が希薄化してしまうから反対というとても合理的なエゴイズム。かくして落ちこぼれはウヨとなり、外国人を排斥し、グローバリズムに反対し、一般国民の利益を損なう。すべて自分で努力するのが嫌で自信がないからだ。カッコワルイのである。

その風潮をNHKが煽るのは、NHKこそが自分の国籍にしか頼れない企業体であるからであり、まさにその理由で、生産性が極度に悪い特定産業と地域の利益を代弁しているのだ。NHKは「ノーソンウヨ」に成り果てている。

ともあれ日経の調査では、ネットは外国人排斥のムードに溢れているらしい。ネット(日経では「ブロッガー」と紹介されている)も所詮コンプレックスまみれの「落ちこぼれ」の巣窟なのか。所詮まったくメインストリームではない世界だが、ウヨばかりだと思われるのはしゃくに障る。ウヨはNHKなんですよ。

6 件のコメント:

安野 さんのコメント...

これってちょっと面白い現象なんですね。敢えて「面白い」と言わせてもらいますが。

アメリカに「White Trash(ホワイトトラッシュ=白いゴミ)」と言う階級があります。要するに白人の下層階級ですが、有色人種が公民権運動などリベラルな方向に行くのに対し、この人たちはむしろ右翼になるんですね。
イラクで捕虜を暴行した兵士がこの階級だったことを町山智浩がレポートしていますが、要するに「白人である」こと以外誇ることがないからそうなるわけです。

これが見事に日本のアホウヨと重なるのですね。結局の所中国人より低い生産性しか持たない日本人にとっては安い賃金で働く中国人は脅威なので騒いでいると言うだけのことでしょう。

http://en.wikipedia.org/wiki/White_trash

余丁町散人 さんのコメント...

ヨーロッパでも社会学者による統計的研究(ウヨは低学歴貧困層に多いとの立証)があるようです。ネットウヨをやっているのは自分が低学歴で貧困層だと宣伝しているのと同じなのです。誰かが教えてあげないと彼らは恥をかくことになるので大いに老婆心を発揮しましょう。

匿名 さんのコメント...

散人先生の言い分をもっと口を悪くするとこうなりますね。なるほど。
http://anond.hatelabo.jp/20081206220423

安野 さんのコメント...

この改正について法律に詳しい友人に聞いてみたのですが、技術的に大きな改正ではなく、なぜ反対されるのか分からないということでした。

散人さんご指摘の通り、偽装については以前からやろうと思えばできた* し、それで大きな問題が起きていないということは、今後も大きな問題はおきないそうです。こういう evidence に基づく議論ができず、気に入らないものに対して理屈にならない理屈をつけて排斥したがるのが「低・貧」の特徴なのでしょうね。

* 1) 従前から出生前なら認知でOKだった、2)「偽装」というそもそも悪意ならばやろうと思えばいくらでも偽装結婚はできたのであって、今回の改正でハードルが下がったことにはならないとのこと。

jura03 さんのコメント...

以前の人権擁護法案反対運動も同じだったんですが、たいした法律でもないのにネットで大騒ぎして扇動するんです(むしろたいした法律でないからこそ、扇動のネタになる)。これにのるバカが少なくない。で、目的は自民党保守派の宣伝です。今度の場合は、選挙運動の一環でもあったと私は見ています。国籍法改正反対ビラをつくり、そこから自民党の名前を消して、公明党と民主党の責任にしようとしているそうで、もういじらしいばかりですよ。

ただ、ネットにはまともな人もたくさんいて、今回は以前ほどの盛り上がりかたはしなかった。そういう面も、日経の方に見てもらいたかったですね。とにかく、法律が通ってよかった。

余丁町散人 さんのコメント...

フランスの外人部隊では契約期間が終わるとフランス国籍をくれるらしいです。「フランスのために血を流した人間はフランス人だ」という理屈。

同じことで、介護産業を国際的に解放し「日本のお年寄りのおむつを替えた人間は日本人だ」という理屈で外国人介護労働者に日本国籍をあげたらいいと思う。