NHK首都圏放送センター [特報首都圏]: "急激に高齢化が進む中で、認知症の人が認知症の家族の介護を余儀なくされる「認認介護」が新たな社会問題になっている。
ともに認知症になりながらの二人暮らしは、生活や介護が破綻しやすく、虐待につながる危険も高い。特に地域との関わりが薄い都市部では、発見が遅れることも多く、施設などの受け入れも簡単にはいかないことが多い。
都市部で急増する「認認介護」の実態を描き、社会がどう向き合って支えていけばいいのかを探る。"
新宿区だけで老人ホームの入居を待つ人は数千人いて、数ヶ月待っても入れないのがほとんどだという。土地の値段が高いので都内に老人ホームは建設できないと言うが、だったら新宿区の保養所みたいに地方に新宿区の施設を建設すればいいことではないのか?
建設費や運営費は新宿区が持てばいい。地元には一定の雇用機会も提供することになるし、なぜ実現できないのか、わからない。
多分お年寄りは「産業廃棄物」と同じで、勝手においらの土地に「都市老人」を捨てるなという感情がイナカで強いのだろう。かくして都市部の老人は、誰の介護も受けることが出来ず、ゴミにまみれて死ぬことになる。都市と地方の格差問題を云々するなら、こう言ったことに視点を向けるべきではないのか。
16 件のコメント:
ここはまじめなコメントします。
正確には調べていないんですが、老人ホーム等(地方自治体からの認可による運営補助金がでるので民間法人ー医療法人等ーが建築しやすい。)には半分以上が国からの直接補助金がでるはずです。これに、地方自治体が半分。
地方交付金をもらっていない東京都(新宿区でもいいや。)でも、山梨県の土地購入に使ってはいけないはずだとおもいます。
地方自治体間で、国庫からの交付金を回すことはたしかダメなはずなんで。
すみません、いちいち詳細に法律など調べるほど奇特な者ではありませんから。間違っていたらすみません。
都市部の老人ホームを地方に誘致するビジネスは地方にとってもお金になりメリットがありニッポン全体のためになると思う。それが出来ない国の制度は、やっぱりおかしい。直すべき。
可哀想な団塊の世代を「定年帰農」だとか夢を売って騙してあいつらからなけなしの退職金をまるごと搾り取るのは、人の道に反するからやめて欲しいと思う。
老人ホームを地方に誘致の件:
箱ものは、制度つくればなんとかなりますが、問題は施設運営費ですね。
この施設運営費は、地方自治体の経費ですからね。学校教育のように教員給与がほとんど国からでていても、箱の運営費は、地方持ちですからね。老人からは税金は現在取れんでしょう。医療費1割ですらもめているんだから。
散人さん、ここをどうするかなんですね。
たとえば、都会人を1人引き取ったら、死ぬまで、その都会人が来た自治体から金引っ張れればいいですがね。都会人の年金をすべて維持費を突っ込みますかね。
あるいは、都会人の土地家屋(固定資産)や有価証券をすべて地方自治体に供託する制度ができれば(これ米国の制度にありますね。マイアミが州としてリッチなのはこの制度のおかげ。)別ですが。
で、供託させた資産が目減りしてなくなったら、医療は国が保障するメディケアだけ(薬を配るだけ。)にしますか。
もちろん施設運営費(人件費を含めて)は東京都が出せばいい。保養所と同じですよ。
江戸時代から現在まで地方自治体間でもめている飛び地って感じですね。
それ以上か。山梨にある東京都の保養所の固定資産税は山梨に落ちますからね。制度作るだけで100年はかかりますね。この老人は一体全体どこの都会人だったてのを、過去の住民税の納付先自治体で按分する必要がでてきますからね。
そんなにややこしいんだったら、同じ東京都の八丈島か三宅島にするか。神津島もリゾート気分でいいな。島流しみたいで嫌だというなら日ノ出町でもいい。ゴミ処理場の補償が入るので老人医療は無料にしたらしいから。
もうコメントがあるんでその通りで、田舎は待っています。しかし、東京都は東京都内の施設しか運営補助できない。これは一種の行政と地元企業の癒着でしょうね。
blue さん、おはようございます。行政と地元企業の癒着ですか。いやですね。介護保険料もほとんどは机で仕事する人のお給料に回ってしまうと聞きましたが、おいらは外国人でもいいから具体的で物理的なサービスが欲しい。介護とは昔は家族(ド素人)でやっていた仕事だから、そんなに難しい資格なんか要らないんじゃないかと思う。
そうなんですよね、変なンです。ケア施設ではたいてい昼間しか(ギリギリの運営ですからコストの関係で)看護師がいません。介護スタッフだけの夜間帯は、喀痰吸引(咽喉に貯まった痰をとる)とか中心静脈栄養(点滴の確保)の管理は出来ません。保健所は厳重にチェックして、ダメだ!!と摘発し、せっかくのケア施設からそういう状態の入所者は追い出される。ところが、在宅でこれを家族がやっても問題とはならない。病院でもそういう状態の患者さんはコスト割れとなって引き受けられない。在宅と言っても介護する家族が高齢になるとできなくなる。子供たちは働いているので日中居ない。ではそういう状態の高齢者はどこでケアを受けるのか???規制緩和や外国籍看護師の問題はどうなっているのかな?
「安全・完ぺき」を掛け声に、コストがどんどん上昇していく。結局それで食っている業界と職業組合と所轄官庁のお役人のメシのタネになるだけで、消費者(納税者)はお金を払うだけで大したサービスが受けられないといういつもの構図ですね。ニッポンの農業もこれ。
散人さんのおっしゃる通りです。日本人の余りにも潔癖完全主義で、コストは割高になる。なんでもかんでも、お上に頼る依存性から規制や余計な法律のシバリができる。そうなると規制に巣くう税金補助金イーターがバイキンのように大繁殖する。補助金づけの硬直化した今の農業は高齢者の伝統芸能か人間国宝状態になって、新規参入もなければ若い農業人の参入もない。医療では日本の高齢者は今や(死ぬ前に)世界最高の医療を受けなければ死んじゃいけないかのようで、(そんじょそこらの病院ではもう)誰も引き受けなくなくなった。中国産のウナギかどうかで蒲焼きのDNA検査までする。美味しい愛知県産と思って食べて居れば幸せだったのに、だれも食中毒で被害を受けてもないのにハイテクのDNA検査まで動員する日本人の潔癖性には脱帽です。
中国産のウナギ。DNA鑑定までやらないと「違い」がわからないとは情けない。全国の自称「食通」のセンセーに目隠しテストをさせればすぐわかる「はず」なのに……。
農業や介護産業に限らず、業界の「組織防衛」本能に基づくエゴの追究が日本ではすさまじい。組織同士の利益誘導(陣地とり)合戦となり結局は力関係で利益分配書が決まる。組織化されてないナイーブなグループ(消費者)に一番のシワが寄せられる。でも勤労者は組織メンバーとして受益者でもあり、いい思いもを出来る面もあるのですが、高齢者は「100%消費者」であり「役得」がない。つまり高齢者こそがニッポンシステムの犠牲者。
散人さんも、Blue さんも、セブ島にいかれて現地看護師のお世話になってはどうですかね? 年金を削るっていいませんから。
なにも生産せずに、自己の財産だけの保全を考える老人は、当然のごとく社会の不要人口として犠牲者になってしかるべきですね。選挙権すらもったいない。
外国人看護師(介護師)が増えすぎると、逆に日本の若手労働者の職場が奪われるだけですよ。資本主義経済で生きてこられたんだから、生産性については十分勉強されたんでしょう? 低賃金労働者に変化させ、日雇い派遣にすることによって自分たちの給料を得ていた老人のエゴですな。
日本で介護を受けようとする根性が百姓よりもきたないですね。
規制と業界エゴで守られて自分の実力以上の分け前を社会からくすねていて、恥ずかしいと思わないのかな。若者だったら正々堂々とガチンコ勝負で国際競争で勝ち抜けよ。
セブ島ですか?それもいいかもしれない。老後はまた外国暮らしかな、、ところで、介護士も看護師も足りないのですよ。確かに給与が安いけど、それは今の社会補償制度でそういう単価です(そう国民が選挙で選択した結果でもある)。もう少し給与を上げるべきですが、それと同時に海外から労働力を入れて日本国籍をとってもらい人口を増やすべきだと思うんですよ。セブ島で老後もいいけど、日本でトロピカルホスピタルやトロピカルケア施設もいいんじゃないかな、、、、
そうですね、出来れば自分が生まれた国だから日本で死にたい。でも、ニッポンの若者が、最近「ウヨ・ヒャクショウ・エゴイズム」の塊になっているのを見ると、考えてしまいます。とても悲しいことです。
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