2008年10月3日金曜日

大相撲八百長報道:日本相撲協会はあくまでも「科学」を無視するつもり

まだこんなことをやっている:
asahi.com(朝日新聞社):大相撲八百長報道めぐり元力士証言 午後には朝青龍出廷 - スポーツ: "大相撲の横綱朝青龍の取組で八百長があったと報じた「週刊現代」の記事などで名誉を傷つけられたとして、朝青龍や対戦相手の力士らと日本相撲協会が、発行元の「講談社」(東京都文京区)などに損害賠償や謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論が3日、東京地裁で開かれ、元小結の板井圭介氏が講談社側の証人として出廷した。"
日本相撲協会は講談社に数億円の損害賠償を請求している。あまりにも「常識」とはかけ離れた「ごり押し」。昨今のニッポンにはこんなのが多いね。

ところで、相撲のことはなんにも知らない1人の統計学者(経済学者)が日本の相撲の星取り表を分析し「ニッポンの相撲は八百長だ、確率論的にはあり得ない勝敗結果である」と断言したことはご存じか?

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普通の人はみんなそのことを知っている。これで日本相撲協会が裁判で勝ち、「王様は裸だ」と指摘したと勇気ある出版社が数億円ものペナルティーを課されるとなれば、日本の裁判システムこそおかしい、ということになる。

2 件のコメント:

中年公務員 さんのコメント...

いつも楽しく拝見しています。

この本、以前は太っ腹にも、ネット上で全文無料で閲覧出来たのですが、いつの間にか見られなくなっていました。

その方が「当たり前」ではありますが。

個人的感想としては、金銭のやり取りとかがないとしても、千秋楽で勝ち越しのかかっている相手と対戦するときは無意識に力が抜けたり、次回再選するときはその相手が心理的な「借り」を感じていたりすることで、勝敗に影響することはあるかな、と感じています。

ある意味日本的なところが「国技」たる由縁かも・・・?

余丁町散人 さんのコメント...

あっ、昔はネットで読めたのですか、この本。

相撲の八百長の件。テレビでやってましたが(局名失念)、明治時代から始まったようです。それまでは幕府がスポンサーになっていたのでそんなことやる必要がなかったけれど、明治維新で幕府がなくなりやむなくヤクザにスポンサーになって貰ったことが始まりとのことでした。

まあ、プロレスだと思って楽しめばいいのでしょう。ともあれ「(八百長は)昔から続いた美しいニッポンの伝統だ」というのは当たらないみたい。