大西 宏のマーケティング・エッセンス:新幹線が年配の人たちで混雑している - livedoor Blog(ブログ): "団塊の世代は、最後に賃金調整を受けた人、さらにバブル崩壊以降に早期退職などでリストラ対象となった人も多いわけで、ハッピーリタイヤ組ばかりとは限りません。勝ち逃げの最後と言うよりは、貧しい老後を経験する始まりの世代と言った方がいいのかもしれません。"「始まりの世代」という点が重要。いまのままバラマキ政治を続けて行けば、いまの現役勤労者の老後はみな悲惨になるからである。
だから大西氏はマーケッティングの対象としてはもっと上の世代を狙えと言われる:
リッチなシルバーを対象にしようとするなら、団塊以上の世代を想定したほうがよさそうです。先行きの不安を抱える団塊の世代は、人数が多くとも、マーケッットの対象としては魅力が薄いのではないでしょうか。ましてこれだけ株安になってくると警戒感が高まり、消費意欲は下がってくるのではないかと感じます。団塊の世代の財布をアテにしたビジネスは厳しそうです。
それよりは、団塊世代より上の世代はまだまだ元気だし、貯蓄も多く豊かだということを新幹線の混雑でつくづく感じさせられます。
でも、散人の実感としては「地方の老人」を狙い打ちすればより効率的だと思う。みな資産家ばかりだし、農地の宅地転用売却で現金を持っている人が多い。悪人どもはすでにそれに気がついていて、新聞なんかではイナカの資産家を狙った犯罪が多く報道されている。マーケッティングも同じ。所詮、都会の貧乏人相手に商売で儲けることは出来ないのである。
5 件のコメント:
取り上げて頂いてありがとうございます。地方をドライブしていると、道沿いに、新築または改築された立派な家が並んでいるところにたびたび遭遇します。
おそらく、農地の宅地転用売却に加えて、道路のための用地売却益もでているのではないでしょうか。
道路もそうですね〜。飛行場も。公共投資なんでも。
最近通販のカタログに、へんな和室用の骨董イミテーションとか、見かけ倒しの掛け軸とか、農機具みたいな大型の園芸道具がやたら目立つようになりました。さすが通販業者もプロ。どこにお金があるかよく知っている。
歴史的に見ても、農地を持っている人間が一番有利なんでしょうね。人間は食べずには生きられないから。日本が不景気になれば、地方の方が有利ですしね。ただ、国際的に見れば、一番すぐれた農地をもっている国が、今後のリーダーになっていくのでしょう。この点で、日本は鎖国的政策に向かうしかないのでしょう。で、都会の団塊世代は、芸術家を目指すんです。まさに、散人さんが荷風に注目したように、散人さんも小説家になられるとかでしょうね。投資はあくまで食べるためで、デカルトも学者というより芸術家みたいな哲学者でありながら、投資信託の年金暮らしを若いときからしていたみたいですよね。たぶん、運用もしていたはずです。数学も強い人だったし。で、結局、ロシアの女帝に軍艦で招待されて、さんざん断って断りきれず、たった一回の早朝授業で風邪ひいて…。とにかく、不景気と、見えない増税ばかりみたいだし、私たちの世代も、真面目な人ほどバカをみそうです。で、やっぱり、芸術の都、江戸が再現されるのかもしれませんよ。ま、士農工商、その下が芸術家みたいな違う上みたいな。しかし? 今の農水大臣が成果を上げられれば、流れは変化をおこすことも……??
ニッポンでは農地(土地)を持っているのが一番強くて儲かるのです。なにせ簿価がゼロだから。おまけに参入規制があるので普通の人は欲しくても農地を買えない。今回の世界不況の勝ち組は農家、負け組は都市住民。これは常識。セブン&アイがこの勝ち組に入れて貰おうと画策しているけど、せいぜいおこぼれに授かるぐらいか。でもおこぼれでも無いよりましなので、セブン&アイは狙い目かも知れない。
おまけに、その勝ち組のノーソンとやらは世界でも一番生産性の悪い業界のくせに既得権まみれで政治力だけで金を稼いでいる(いろいろノーソン住民から「俺たちは勝ち組だぞ〜」という自慢げな書き込みがあるのでウザイから削除)。一方、負け組となっている都市勤労者は世界でも一番生産性が高いけど政治力がなく勝ち組ノーソンに搾り取られたおかげで貧乏になってしまっている。どう見てもおかしい。これを正すには市場システムによる「公正な競争」を通じて社会の寄生虫を駆除するしかない。
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