小枝氏によれば「あえて空気を読まない」の略らしい。
小枝氏は言う:
- 他者に対して共感したり配慮するのは重要であるが、(今の若者は)空気を読んで、摩擦を避け、その場の雰囲気に合わせることを理由にして、現状を肯定し、挑戦することを避けているのではないだろうか。
- 現在、われわれを取り巻く環境は大きく変化しており、この変化に対応することが求められている。その場限りの、安易な妥協をしたり、日本固有の特異性を言い立てて壁を作っても世界では通用しなくなっている。
- それより、これをチャンスと捉えて日本人・日本企業の強みを生かして勝ち残りたいものである。
近年まれに見る「同感度満点」のコラム。
散人は「KY」という言葉がとても嫌いだ。仲間内の論理で自己満足のぬるま湯に浸かり、気に入らないやつは異端者として排除する。反吐がでそうだ。その仲間内の論理とは、要するにNHKなどの体制側の洗脳マスコミが流した価値観を無批判に受け入れているお仕着せに過ぎないのだ。
日本人は「ガバナビリティー」が高い国民として知られている。「ガバナビリティーが高い国民」とは、つまりお上の意向に沿ってお上の言うことに従順に従う国民と言うこと(「統治しやすい国民」と言うこと)。若者が自分で自分の首を絞めるような「KY」という言葉を流行らしていることは、正直、理解に苦しむ。
そこまでニッポン人は墜ちてしまったのか。変化を主導するべき若い世代から「自己満足的ウヨ発言」を聞く度にユウツになってしまうのである。
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