NIKKEI NET(日経ネット):大間のマグロ963万円 築地など初セリ: "全国各地の中央卸売市場で5日、新年恒例の初セリが行われた。東京・築地市場では、青森・大間産の生マグロに1匹963万円の高値が付き、「景気回復の道筋は見えないが少しでも明るい話題になれば」(卸会社)との声があがった。いったいあいつらは何を考えているのだろう。消費者にとってはとても「暗い話題」。「明るい話題」どころではないのである。
最高値のマグロは重さ128キロで、1キロ7万5000円。1匹あたりでは昨年の1.6倍で、2001年の2020万円に次ぐ高値。生マグロ全体では昨年の入荷数を5割上回ったが、大型魚が少なく買いが集まった。"
その点、大阪中央卸売市場本場は常識がある。紙面では、最高値を付けたのは冷凍のインドマグロで一キロ4500円。昨年高値の36%安い値段だったとのこと。100年に一度の大不況のなかでは、これが当たり前。東京の築地市場の関係者は頭がどうかしているとしか思えない。
しょせん築地市場とは、消費者のためにあるのではなく、ギョーカイ関係者の利益極大化のために存在するシステムだということが今回の「事件」ではっきりしたと思う。だからあいつらは「少しでも明るい話題になればと思って高値で競り落とした」とシャーシャーというのだ。消費者のことを思えば少しでも安い価格で競り落とすのが務めであろう。
あんな市場はなくなってしまった方が、国民のためだ。
6 件のコメント:
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090104-OYT1T00342.htm
確かに一本960万円のマグロより野菜詰め放題2009円のほうが微笑ましい。
そう、世界大不況の痛みはみんなで負担するべき。農村漁村の既得権集団だけが、痛み知らずで儲け放題だというのは、許せない。
大胆なこというなあとは思ったけど
中間業者をなくすってそういうことなんですよねえ
日本って全体的に横に流すだけの中間業者が多いですよねえ。
中間業者がというより、築地に買いに来る魚屋や寿司屋などいわゆる「プロ」が問題。見栄で高い値段でサカナを買う。安いサカナしか買わないのは「肩身が狭い」んだって。そうして消費者に高い値段を自慢気に転嫁する。こういう「自称プロ」を真っ先にクビにしないとスーパー経営は成り立たないと安土敏(「スーパーの女」の原作者)も言っている。まともなスーパーや外食産業は築地ではサカナを買わない。
960万で競り落とした方は、寿司のプロです。
値段が高騰したのは韓国からマグロを競り落としに来た業者と競り合いになったからです。
日本の寿司業界の威厳をかけて、痛手を負っての960万ですよ。
生き様としてかっこいいじゃないですか。
そのプライドなんて、くそくらいだと私は笑えません。
また、これが売値にそのまま反映されているわけではありませんよ。
>値段が高騰したのは韓国からマグロを競り落としに来た業者と競り合いになったからです。
アホな韓国人からぼったくる方がお国のためだとは思わんのかな〜。自分で使う石油の輸入代金ぐらいの外貨は稼いで貰わないと。
コメントを投稿