asahi.com(朝日新聞社):派遣村発言、坂本政務官が撤回「実態把握してなかった」 - 社会: "東京・日比谷公園の「年越し派遣村」について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」と述べた自民党の坂本哲志・総務政務官(58)=衆院熊本3区=が6日、釈明会見を開き、発言を撤回、謝罪した。ただ、「地方を活性化させるために職責を全うしたい」と語り、辞任の考えはないことを強調した。"要は「東京都民の生活が悲惨だというのは三味線だと言ったのは言い過ぎだったが、もっと都市部のお金を搾り取ってイナカにばらまけと言う自分の主張は止めない」と言うこと。呆れてものがいえない。
イナカでは世界大不況はどこ吹く風かとまだまだお金が溢れている。この番組を見てもそれがわかる。イナカ(鹿児島県)のスーパーでは、正月だけでクルマを80台も売ったという:
クローズアップ現代 NHK"日本経済が大きな試練に直面する中で、2009年、各企業の社長はどう経営を舵取りして新たなチャンスをつかもうとしているのか。各地のスーパーが軒並み苦戦している中で、健闘しているのが「価格は安く、しかし消費者が得した」と思える商品をそろえるスーパーだ。"いくらなんでも、すごい数字だ。
世界大不況で、たいへんな苦難を味わっているのは都市住民だ。特に、いままで日本中を食わせてきた輸出産業に従事する勤労者は悲惨だ。一方、今まで輸出産業に食わせて貰ってきて貰いながら、政治的に生活を守られているイナカではそんなことはない。農業収入は保証されているし、ほとんどの農家(兼業農家)では、家族内に身分を保証されている公務員を抱えている。自分で食うコメはタダだし、公務員の至れれりつくせりの収入が加わる(しかも地方公務員の給料は大都市住民が払う税金でまかなわれる)。一生食いっぱぐれがないのだ。イナカでは「世界大不況なんかどこ吹く風」。スーパーでクルマも売れるわけじゃ。
ニッポン経済には扶養家族が多すぎる。扶養家族は「内向きでどこが悪いの?」と扶養家族の特権を主張するし、このままではニッポンは落ち目向かってまっしぐら。日本株はやっぱり売りだな。
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