2008年12月5日金曜日

ホンダ、F1から撤退……さすがはホンダ、無駄を省くこそ生き残り経営

NIKKEI NET(日経ネット):: "ホンダ、F1撤退発表 福井社長「経営環境が悪化、回復に時間」
 ホンダは5日、自動車レースの最高峰フォーミュラ・ワン(F1)から今年限りで撤退すると発表した。年間で約500億円とされるチーム運営費が経営の重荷となっていた。同日午後、東京都内で記者会見した福井威夫社長は「ホンダを取り巻く経営環境が悪化し、回復にはしばらく時間がかかる。経営資源の効率的な再配分が必要」と理由を述べた。 (13:42)"
なんか地元はショックだったみたいで、テレビでも大きく報道された。でも、この非常時、ホンダはやるべきことをやったと思う。

むしろ今まで年間500億円もの無駄遣いを続けてきたことに驚いた。販売促進の効果もあったとも思えない。F1技術は制限時速100キロのニッポンでは無用の技術だ。これで食ってきた人たちにはショックだろうけれど、今までいい思いをし過ぎてきたのだから、帳尻は合うだろう。

この他にも日本企業の無駄遣いはいくらもある。企業に限らず日本経済には扶養家族が増えすぎている(しかもその「扶養家族」が一家の主人のつもりになってわがままの言い放題だ)。今回の大不況も、この種の無駄遣いを正し、経済の合理化に役立たせることが出来れば、まさに「奇貨」となるのである。

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