2008年11月2日日曜日

『食品の迷信』(荒川充)……読んでみよう!

今日の日経で農政ジャーナリストの中村靖彦氏が薦めておられた本:

日本の消費者が信じ込んでいる「国産食料品が輸入食料品より安全だ」というのは決して真実ではないという。

曰く:
  1. 米国のFDAが発表した資料によると輸入が拒絶された輸入食品の違反率は日本の方が中国より高い。

  2. また国産農薬の検査基準は甘い。

  3. 天然魚の方が養殖魚よりも安全というのも神話(マグロの水銀含有量など)。

中村氏はいまの日本のメディアによる中国食品バッシングは異常だと言われる。みんなが「知りたいこと、信じたいこと」を報道するのが日本のメディアだから当たり前とも言えるが、少しはジャーナリズムとしての矜持を保持して貰いたいものである。

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