2008年10月19日日曜日

「1バレル100ドル以下は適当でない」(イラン石油相)

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載: "「1バレル100ドル以下は適当でない」 イラン石油相"

なんでもバラマキに使ってしまったので(またそれを制度化してしまったので)石油の値段が安くなるのは困るそうだ。

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載: "イランの2008年度予算は編成段階では原油価格を1バレル約40ドルで計算しているが、実際には歳出に均衡する歳入を得るには「1バレル90ドル前後が必要」(テヘランの外交筋)。イランは石油輸出国機構(OPEC)でサウジに次ぐ産油量を誇る一方で、7000万人の人口を抱える。アハマディネジャド大統領が原油高を利用して支持基盤である低所得層向けの補助金政策を拡大してきた結果、原油価格急落の反動が急速に財政運営を脅かし始めている。"

ということらしい。

バラマキするならせめて一回きりのボーナス方式でやって欲しいな。バラマキを制度化すると、賃上げと同じで、高コスト体質が経済に組み込まれてしまう。バブル価格が当たり前となってしまうのだ。

どっかの国の「制度的」バラマキと同じ。

ともあれ、日本でも最近ガソリンの値段が大きく下がったので驚いている。石油価格が上がってたいへんだといって農業漁業業界に莫大な補助金を払ったが、石油が下がるとあれは返してくれるのかしら。もちろんそんなことはない。既得権は強い。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

資源だけでやっていこうという国にはつらいでしょうね。ロシアも75ドルを切ると債務超過になるはず。あわてて冷戦は怖くないから冷戦はおこらない、と言いだした。奢れるもの久しからず。アイスランドは金融危機で国連非常任理事国落ちして、日本は相対的に当選しました。金融危機とオイル安ひきこもごも、、。

Unknown さんのコメント...

ザマミロですね。一本数万円のブランド焼酎や一個10万円のマンゴーを売って「これぞ市場主義」なんて言っている輩も同じ。「奢れるものは久しからず」です。人間まじめに仕事をしなくちゃいけない。