NHK 番組表: "沿岸流域に約3000万人が暮らす大都会の海、東京湾。その水面下には驚くほど多くの生き物たちの営みがある。番組では、年々変ぼうを続ける湾内で、コンクリートの人工物を巧みに利用する形でしたたかに生きる魚の姿などを紹介。最新潜水撮影技術を駆使した映像などを通じて、“東京湾の素顔”をダイナミックに紹介する。"東京湾のスズキの水揚げ量は全国一だという(全国シェア30%)。海中の人口構造物や工場排水口に大量の東南アジア原産の外来種ミドリイガイが繁殖し、それにエビが付き、それを食うスズキが大量に集まってくる。まさに豊穣の海だ。
スズキは、高級魚の鯛と同じく白身魚でありながら、安価でうまい。「地産地消」とかいって高いものを食うばかりでは能がない(財布がもたない)。鮨屋ではすべからくスズキを注文しよう。
スズキはシーバスと言うようにブラックバスと同じようなもの。環境攘夷論者が外来種だとしてブラックバスをいじめ抜いて殺戮しつくしてしまわなかったなら、全国の湖沼は「豊穣の湖」となっていたのである。とても残念。
お台場の海底で、捨てられた空き缶を巣にして育つメバルの稚魚の姿が印象的だった。人間とお魚は、そのままのかたちで共存共栄できるのだ。何でもかんでも太古の昔の戻ればいいというものではないということを、実感。
地球温暖化も同じことではないのか?
2 件のコメント:
毎度、番組自体を見ていないのに横から茶々を入れてはいけないと思いつつ、首都東京(とゴミ)と自然を結びつけてハイビジョンで見せたNHKの本音は・・・ などと意地悪を考えてしまいました。
散人さんが常日頃、「NHKは地方・一部既得権団体の味方!都市労働者は搾取されている!」とおっしゃっているのを見たディレクターが「大都市にもこんなに自然があって(少なくともメバルには)住みやすい」とアピールしようとしたのではないでしょうか。 違っておりましたらごめんなさい 笑)
東京湾周りだけで経済特別区でも作りますか。自由貿易地域として外国からの農産物輸入は自由とする。どうしても新鮮な魚介類が欲しければ江戸前のスズキと穴子とボラ(カラスミ)を食う。江戸時代はこれでやってたので問題なし。入り口の浦賀水道に農村ウヨが機雷を仕掛けるだろうから、安全航行をどう確保するかが鍵となりますね。
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