2008年8月31日日曜日

NHKハイビジョン特集「兵士たちの悪夢」……よかった!

この番組、考えさせられた:
ハイビジョン特集 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]: "ハイビジョン特集「兵士たちの悪夢」 イラク帰還兵に広がるPTSD(心的外傷後ストレス障害)。兵士の心に何が起きているのか。第一次大戦以降の「軍事心理学」の研究史をひもときながら、その闇に迫る。"

兵隊にいかに抵抗なく人を殺させるかが各国軍隊の訓練の課題だった。その結果生じたストレス障害も、いかに早く治療してまた兵隊を戦線に戻すかが新たな課題になっている。人間操縦技術の進歩は日進月歩だ。

これについては、戦前の帝国陸軍も、戦後のアメリカ海兵隊も、第一次大戦時のフランス陸軍も、やってきたことはみな同じ。兵隊とは国家権力(ナショナリズム)のロボットに近づけば近づくほどいい兵隊さんになるとと言うこと。哀れである。

ナショナリズムで人間は二つの階級に分かれる。大衆にナショナリズムを煽ることで得する階級と、その結果犠牲になる階級である。自分は得する階級に属すると確信できなければ、特定既得権集団の票で成り立つ国家権力とその御用マスコミが煽る「ナショナリズム(ニッポンイズム)」から距離を置くのが得策である。

農業水産問題などでは脊髄反応的ナショナリスティックな感情ではなく自分個人としての経済的損得を深く考えてみる必要がある。自分が損をするに拘わらずお上やマスコミに扇動されてニッポンイズムに舞い上がっている人は、訓練プログラムで洗脳されてしまった兵隊さん達と何ら変わりはない。単なるアホである。

3 件のコメント:

K.N さんのコメント...

>農業水産問題などでは脊髄反応的ナショナリスティックな感情ではなく...........単なるアホである。

このことを、そのような人たちに「単なるアホ」と切って捨てず、道理を噛んで含めるように啓蒙してくれる人がいたら、多くの人が「目からウロコ」で、自分で自分を縛り付けていたものから解放されるのでは、と思うのは所詮甘い希望なのでしょうか?

余丁町散人 さんのコメント...

そういう人たちがたくさん出てくるといいですね。でも世の中のいわゆる「エライ」評論家の先生たちは説教は好きでも所詮既得権側の人たちですから身も蓋もないことは決して言わない。だいたい彼らからして国境の内側の顧客を囲い込むことで(国際競争力がなくても)食えているわけだから「美しいニッポンの感性」なんてことしか言わない。「その他大勢」は浮かばれない。

ともあれ、この手口は製造業でも同じだったんですが、さすがに通用しなくなったので最近はもっぱら第一次産業がこれを多用している。ニッポンのナショナリズムを煽っての階級闘争は今や「都市対地方の闘争」になりつつある所以。

K.N さんのコメント...

絶望的ですね。本気で日本の将来を憂います。