2008年7月31日木曜日

えらいメシ屋で添えられるお皿の「葉っぱ」は余分ではないか?

さっきテレビでやってたが、六本木のいわゆる「高級」日本メシ屋では皿を覆い尽くさんばかりの「葉っぱ」で粗末な食材を誤魔化している。この「葉っぱ」が商売になるらしいのだ。客は「すてき〜!」とかなんとか言って、バカダカイ値段を嬉しがって払う。葉っぱを食うわけでもないのに、資源の無駄遣いだとは思わないのだろうか。

その「葉っぱ」は四国のどっかの村から供給されるのだが、なんでもないイモの葉っぱが一枚100円ぐらいで売れるので、村民全員年収1000万円の収入になるとのこと。全国の農村からこの村に視察団がバスの列を連ね殺到している由。知りたいのはいかにして消費者からそんなにたくさんのお金をぶったくれるのか、そのノウハウだという。いやはや。

これは、いくらアホな消費者が存在するからといっても、不健全な商売だと思う。社会全体では途方もないエネルギーの無駄遣いだ。環境原理主義者は、スーパーのレジ袋を目の仇にする前に、こういった無駄遣いをなくすことから運動を始めてはどうか。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この番組見てないのですが、周囲の人がはなしているのでききました。彼らの要約を聞いていると「70才、80才台の人達がさくさくとパソコンをつかっている、やはり『使う目的』があると違うのねー」とか「仕事は収入のためではなくて、『やっていること』が大事なのねー」と、言われてみればその通り!といったことだったんですが、そんなにたくさんの収入に結びつく話だったんですね。
ある程度、外で食べるごはんには見た目を求めるものですが、それで100円値上がるのは、たしかに疑問。その100円でマックいっちゃうぞーって思います。農村の問題というより、心の貧しい話のように思います。

Unknown さんのコメント...

ああいう日本の料亭は「所得の再分配機能である」とは邱永漢の言ですが(つまり客から高いカネをぶんだくってみんなで分ける)小生は所得の再分配を受けたい方なのでごめんこうむっています。自分のお金で食うところではありません。それを無理してOLが連れだって食いに行くのはカッコウワルイ虚栄心。そんなことをしていると老後は野垂れ死にだ。

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
この”葉っぱビジネス”を別の1時間番組で見ました。
葉っぱが1枚100円、もみじの枝が200円?くらいだったか。。。
その金額がそのまま、山で採ってきたおばあさんの収入になるそうです。
農協の何とかという方ががんこ寿司で食事中に、近くで食事をしていた女性が料理に出ていた葉っぱをみて感動し、ハンカチに包んで持って帰ったのがきっかけだったそうです。
1枚100円という金額に驚きましたが、その内訳って???根拠って???と思います。

Unknown さんのコメント...

>1枚100円という金額に驚きましたが、その内訳って???根拠って???と思います

簡単ですよ、スノブ料亭では「葉っぱ」を付けるだけで一皿3千円だった料理が5千円で売れるからです。葉っぱが2000円に化けるわけ。でもアホな客は「すてき〜」と絶叫してお金を払う。社会全体では莫大な資源配分の無駄遣い。こういった風潮が日本をダメにしている。貧乏国への道をまっしぐらに進む日本にはそんな無駄遣いをする余裕はないはず。