2009年1月10日土曜日

日経:加ト吉など、冷凍食品の原産地を表示に……とてもいいことだと思う

このニュース:
NIKKEI NET(日経ネット):加ト吉や日水など、冷凍食品原料の原産地を表示: "加ト吉や日水など、冷凍食品原料の原産地を表示 冷凍食品メーカーが原料の原産地情報の表示に相次いで乗り出す。加ト吉は家庭用商品で国産、海外産を問わず原産国・地域を包装上に表示、日本水産は同じ商品でも原料仕入れ先が異なる場合はパッケージを変えて対応する。今月下旬で中国製冷凍ギョーザによる中毒事件から丸1年がたつが、冷食市場は低迷が続く。原料原産地を表示するとコスト負担が増えるほか、消費者離れが強まる可能性もあるが、各社は情報開示で安心感を与えることが先決と判断した。"
農村利権集団は、これで安い輸入野菜を閉め出せるので国内農家は大儲けできると踏んでいるらしいが、逆ではないか。

というのも、野菜のミネラル含有量。国産野菜にはほとんどミネラルが含まれてないのだ:

日本の農産物は欧米の農産物に較べミネラルが不足しているんだって: "なんでも火山灰で覆われた日本列島では、岩盤のうえに出来たヨーロッパやアメリカと違い、土壌にミネラルが基本的に少ないのだそうだ。おまけに間違った肥料を長年与え続けてきたこともあるらしい。"

在日外国人の多くは日本に来ると体調不良を訴えて、ミネラル補給のためにサプリメントを飲むように専門家から指導される。これは常識で外国人用の日本生活ハウツーマニュアルにも書いてある。でも外国産の野菜を選んで買うようにすれば、そういう心配もない。野菜の原産地表示はとてもいいことだと思う。

数年前までは、NHKでもこの問題(国産野菜のミネラル不足問題)を取りあげていたのであるが、最近は農水族より政治的圧力があったためか、マスコミは一切沈黙を守るようになった。国民の健康よりも農村既得権集団の利益の方が大切というわけ。悲しいことである。

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