麺類がお好きな木田元氏は胃がんの手術をされて以来、食べ物にあれこれ工夫しているうちにビーフンにゆきあたった。「これがすこぶる具合がいいし、おいしいし、消化にもいい」と述べられる。レシピとは:
- どこのスーパーでも売っている台湾新竹産のビーフンをぬるま湯で戻す。
- 椎茸、竹の子、玉ねぎ、あさり、干しえびなどのうちいくつかを具にして、にんにくのみじん切りを入れた油でいためる。
- ダシをくわえて少し煮こみ、水気がなくなるまでいためて出来上がり。
「いくら火を通しても伸びることはないし、よく味をすう。飽きないので半年以上毎日のように食べている」とのこと。
おいしそう。おいらも作ってみたい。それにしてもニッポンではコメが余ってたいへんで農業関係者は何とかコメを国民に食わせようと知恵を絞っているとのこと。コメで作ったパンなんかを給食で生徒に無理やり食べさせているみたいだが、これはダメだろう。ビーフンにした食わせたらいいのに。なぜ農水省は米粉で作るビーフンを「食育」とやらで普及させないのだろうか?
ミソ生産業者が反対するからか? いやビーフンは憎っくき中国の料理だというだけの話かも知れない。
3 件のコメント:
調べてみないとわからないけど、ビーフンの輸入関税は「生米」の輸入関税よりはるかに安いのではないか(ビーフンはコメの加工品だから天文学的に高い「生コメ」の輸入関税を免れるはずだ)。
すなわちニッポンの高いコメを使ってビーフンを作っても輸入品の安いビーフン完成品とは競争にならないので、日本のヒャクショウは儲からない。それゆえに、いくらコメであっても、ビーフンを食べることは「食育」から排除されるのである。
いまさらながら「食育とは、農村既得権集団の利益追究の手段と認めたり!」だ。食育に踊らされて高い国産品を好きになるように飼育される子供が一番の被害者。
百姓の味方の通りすがりです。
ビーフンは、うるち米という種類ではるが、その中でも、ジャポニカ米ではなく、インディカ米の性質をつかっていますので、日本ではつくれないんですよ。もともと原料を輸入しないかぎり。
参考:
http://www.99do.com/chie/322.htm
農業関係者は出来ない(やらない)言い訳だけは考えつくのがうまいのう。コメでパンを作ることよりよほど技術的に容易で現実的だと思うぞ。インディカ米を減反対象から外してもいいじゃん。
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