2008年10月15日水曜日

いも焼酎「伊佐舞37度原酒」は、けっこう飲める

おいらはもっぱらバーボンを飲むのだが、なくなってしまった。カミさんが飲むスコッチに手を付ける。酒を変えるとどんな酒でも最初は飲みにくいものだが、すぐ慣れて二本ほどあったがほとんど飲み尽くし。これはやばい。少しは残しておかないと怒られる。食料庫を探すと焼酎があった。ニッポンの焼酎はバブル価格であり消費者から思いっきりボルので普通は飲まないのだが、必要に迫られるとやむを得ない。飲んでみるとけっこういけます。

あったのは木箱に入った「伊佐舞37度原酒」というやつ。どういう経緯でここにあるのか、わからない。おいらは買うわけがないので多分どなたかがおみやげにお持ちいただいたのだろう。でもこれ、けっこういける。ウィスキーやブランデーと遜色がないと(酔っぱらっているからわからないだけかも知れないが)感じた。いや、むしろフランス果実焼酎のミラベルみたいな感じかな。

酒というのは、所詮、ブランドイメージの産物。イギリスやアメリカがエライと思うからウィスキー(スコッチ)やバーボンが旨いと思う。フランスがエライと思うからボルドーやブルゴーニュやブランディーやミラベルが旨いと思う。スペインのシェリーが旨いと思うのも、えらいイギリス人があれが好きだから。ペルーの地酒(ピスコ)なんかとても旨いのだが、誰もペルー人がえらいと思わないのでニッチ狙いのオタク以外には飲まれない。

ニッポンの焼酎も、マーケッティング次第では、世界に広まるかも知れない。でも、そのためには「ニッポンはえらい」と世界に思われなければならない。日本の経済を世界に冠たるものにすることこそが、いも焼酎の世界拡販のための条件なのである。

ニッポンをどうやって世界からえらいと認めさせるか? そのためにはオリンピックでたくさんメダルを取るとか、ノーベル賞をたくさん貰うとか、いろいろ手段はあるが、間違っても『日本の品格』なんて言う本を外国人に読ませようと思ってはいけません。馬鹿にされるだけ。

一番現実的なのはニッポンの強みである経済で勝負することだろう。今のようにイナカがニッポン経済の牽引力である都市産業からお金を搾取することだけを考えているようでは、これも無理だ。そもそも経済がへたっては焼酎のバブル消費もへたる。貰うことだけを考えている地方は、自分で自分の首を絞めているとも言える。

2 件のコメント:

余丁町散人 さんのコメント...

上海蟹の値段が急騰しているという。昨年の五割アップ。これも中国が「エラク」なったのでえらい中国人が旨いという上海蟹とやらを食いたいという人が世界に増えたからだろう。これがマーケット。

一方、ニッポンではコメが豊作なのに拘わらずコメの値段が上がっている。輸入米などの余剰米を国民の税金を使って市場から隔離するという農村利益誘導政策のおかげだ。

都市市民、もっと怒るべし。

余丁町散人 さんのコメント...

鮨屋(スシ・ショップ)が世界でブームだと言うが(これにはちょっと疑問があるが)ニッポンが落ち目になればバカダカイ鮨屋も世界的に閉店となる。所詮サカナのぶつ切りをコメの上に載せただけのものだから。