今日は立ち入りOKの日。地元の生業として山菜採りなどをする人に対してのみ北富士演習場が開放されるのだが、まあおいらもいいだろうとジムニーで乗り入れ。驚きました。見わたす限りの広大な自然そのものの原野(写真)。戦車もたくさんあった。
東富士五湖道路からみると真っ直ぐ富士山に伸びている原野でそれほど広くはない印象だが、中にはいると山あり谷ありでとてつもなく広い。連絡道路(戦車道)などの主要な道は砂利が敷いてあって普通車でも問題なし。でも脇道が迷路のように張り巡らされており(装軌車道)これはキャタピラー車でないとダメ。キャタピラーの轍がとても深く道の中央が馬の背のようになっており、普通車では底が衝いてしまうし片輪を轍に入れて走ると横転のおそれがある(ジムニーなら平気)。その道から外れると、これはもう戦車やクロカンでないといけない。
ジムニーの荒れ地走破性は感動的でした。四輪が独立してそれぞれ地面を踏ん張るように設計されているのか極端な凸凹地面でも車体はあまり傾かない。今日は最初だからあまり無理をしなかったけれど、これは当分楽しめそう。
ほとんどススキで一面だが、いろんな野草の花もきれいだった。森もあるのでキノコ採りにもよさそう。これだけの自然が残されているのは、自衛隊のおかげ。感謝である。
ところどころに道標があるが、日本語と英語が併記されている。そういえば米軍もこの演習地を使うことがあるのだ。
入り口は一個所。鎌倉往還の自衛隊入り口あたりから反対側の陸上自衛隊梨ヶ原厩舎に向けて一本道がある。日曜日はだいたいOK。地元の老夫婦なんかが四駆の軽自動車で乗り入れて野草とりをしているのに出会う。
1 件のコメント:
陸上自衛隊はあんな大自然の中で訓練をしているけれど、実際に敵が上陸してくる可能性のあるところは九十九里浜とか市街地に近いところ(絶対に富士の裾野なんかには敵はやってこないよ)。ああいうところでいくら訓練しても実戦になれば勘が狂ってしまうんじゃないかしらと思った。テロとの戦いも市街地が舞台だしね。
でも時代劇や戦争映画の撮影には最高。あそこをニッポンのハリウッドにする方が国益に合致するか。
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