2008年7月28日月曜日

曙橋のパン屋さん「ポム・ルージュ(La Pomme Rouge)」のバゲットはおいしい!

新宿でバゲットのおいしいお店と言えば、やはり新宿6丁目の「峰屋」なんだけれど、なかなか買うのがむつかしい。レストランなどの大口顧客を優先しているため個人客にはパンが残らないのである。毎朝電話で「予約」しなければならない。たかがバゲットのために電話するのは理不尽である。電話で予約しなくとも買える手軽なお店を見つけた。「ポム・ルージュ」というパン屋さん。あけぼの橋商店街。

バゲットは峰屋のものと比べるとやや小振り。また翌日に回すと少し味が落ちる。でも、いつでも買える。その日に食べるのであれば充分おいしい。

なんと言ってもいいのは、店番の(多分中国人だと思われる)娘さんに抜群の好感が持てること。純朴そのもの。あんな人は今どき日本にはめずらしいですよ。お腹が大きく、5ヶ月ぐらいと見たが、一生懸命に頑張っている。

曙橋近辺には峰屋以外にもいろいろえらいパン屋があるが、結局ここで買うのがいい。商売は人なのだ。好感が持てることが一番。台町のファミリーマートも中国人の娘さん達が頑張っているので(オーナーは実にいい加減そうに見えるが)それで保っている。ニッポン経済の衰退を救うのは、結局は近隣諸国のエネルギーにあふれた若い労働力しかないのだと実感。

ニッポンの農業・水産業も頑張っているらしいけれど、所詮、都市住民から(政治力やマスコミなんかを動員して)ボッたくれるだけボッたくれという基本戦略は変わらないようだ。そういうスケベー根性を直さない限り、顧客は付いてこないと思う。誰でもボラれるのはいやだから。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
私がよく立ち寄る四谷の「串長」も店長だけ日本人、あとの4人は中国人(おそらく留学生)です。きびきびとした動きは近所の居酒屋の日本人学生アルバイトの上をいくかもしれません。

散人さんの記事を読んで思い出したブログがありますのでご紹介します。

http://tubomim.exblog.jp/

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「日本に来なかったら中国でとっくに安定している悠々な生活をしているはず。『日本に行って、何が得になったか』と聞かれると』自立、自分の力で働くこと。』」